新さっぽろエネルギーセンターとは
街を支えるエネルギー
電力
電力の利用先
新さっぽろエネルギーセンターで生み出された電力は、商業施設やホテル、病院やマンションなどに設置された室内照明や電気機器、街灯をはじめとする屋外照明など、幅広く利用されます。
電力の製造工程
新さっぽろエネルギーセンター内に導入されているガスコージェネレーションシステム(以下、CGS)は、クリーンな天然ガスを燃料としてガスエンジンを駆動させます。その際に発⽣するエネルギーで発電機を駆動し電⼒を発⽣させます。つくられた電力は配電盤・分電盤・自営線(電線)を通じて各施設に供給されます。
街全体で必要な電力エネルギーの
約60%を製造するCGS
新さっぽろ駅周辺地区の電力の約60%はCGSでつくられます。街の電力のすべてをCGSで賄うのではなく、排熱を使い切ることができるCGSの容量を採用しています。新さっぽろエネルギーセンターのCGS以外の電力は、石狩発電所や札幌発電所などでつくられた北ガスの電力を利用しています。一般的な発電所では排熱はそのまま捨てられるため、エネルギー利用効率は約40%程度になっていますが、CGSでは発電とともに発生する排熱も有効利用できるため、エネルギーの利用効率が約80%となり省エネ・省CO2を実現するために重要な設備となっています。
電力を各施設に
適切に管理・供給する配電盤・分電盤
配電盤・分電盤はCGSなどでつくられた電力を各需要家に安全に届けるための設備です。カラーユニバーサルデザインに沿って盤の色を分け、運用者が機能ごとに見分けやすくしています。