2023.10.23
「令和5年度 空気調和・衛生工学会大会」・
「2023年度 日本建築学会大会」にて発表しました!
2023年9月6日~9月8日開催の「令和5年度 空気調和・衛生工学会大会(福井)」及び
2023年9月13日~9月15日開催の「2023年度 日本建築学会大会(近畿)」において、
「地方都市の脱炭素まちづくりを実現するスマートコミュニティに関する研究」の題目にて
新さっぽろエネルギーセンター(以下、新さっぽろEC)の取り組みを発表しました。
日本建築学会大会にて、北海道ガス(株)は需要・供給側一体でエネルギー最適活用を図る街区全体での
省エネの取り組み概要を紹介しました。
共同研究先の大成建設さまはCEMS(Community Energy Management System:地域エネルギーマネジメ
ントシステム)による需要予測の概要及び精度評価ならびに
VPP※1電源としての新さっぽろECのポテンシャル、
芝浦工業大学さまは再生可能エネルギーの出力変動に対するインバランス調整効果の検討、
そして北海道大学さまは街区内施設利用者参加型エネルギーマネジメントによる快適範囲検討
について発表いたしました。
多くの方にご聴講いただき、様々なご質問やご意見を伺うことができました。
今後は、まちびらき後の新さっぽろEC本格稼働時のデータを用いたCEMS及び省エネ性の効果検証を
実施して参りますので、学会での発表の際にはこちらでご報告いたします。
今後も、省エネ・省CO2に貢献する先導的な本取り組みを外部に発信し、街区内のスマートな暮らしを
支えて参ります。
※1 VPP : Virtual Power Plantの略で、地域に点在する小規模で複数の分散型エネルギーをIoTによって
まとめ、ひとつの発電所(仮想発電所)とみなして需給バランスを調整する仕組み。